快眠・安眠に適した敷布団とは
スポンサードリンク
寝心地のいい敷布団の条件は、「人間が立った時の脊柱の自然なカーブ」を仰向けに寝ているときに実現でき、その状態を保持できる機能を持っていることと、吸湿性ならびに放湿性に優れていること、そして、一定の保温性を保てることの3点です。そのほか、布団の出し入れのことを考慮すると、軽さもある程度必要になってくるでしょうか。
【敷布団の柔らかさと固さ】
背骨のなだらかな曲線を保持するためには、敷布団に適度な柔らかさと固さが必要になってきます。仰向けになっている時に重みのかかる頭、肩、腰をしっかり支えるだけの固さは要求されます。
敷布団が柔らかすぎると、体が沈み込んでしまうため背骨が自然なカーブを描けません。そのため、腰に負担がかかり腰痛の原因となったり、寝返りが打ちにくくなり安眠を妨げることにもなります。
逆に、敷布団が固すぎると、寝心地が悪くなるだけでなく、敷布団に接した体の面を圧迫するため血液の循環が阻害されるため安眠を妨げる原因になったりします。
最近の敷布団の主流は、上部は柔らかく、中心部は固いといった多層構造になったものです(「三層式」などと呼ばれています)。敷布団上部の柔らかさの程度は、肌に接する面だけに寝心地を左右する重要なファクターです。
また、枕同様、低反発素材のものも人気を集めています。体圧を均一に分散し、体圧が一点に集中して負担のかからないよう、体圧を均一に分散し血行を妨げにくいという特徴があります。
【敷布団の吸湿性と放湿性】
また、敷布団にも吸湿性と放湿性という機能が必要となってきます。なぜなら、私たちは眠っている間に一晩でコップ1杯ほどの汗をかくからです。特に就寝中は、背中の部分からの発汗が一番多いとされています。吸湿性と放湿性、そして保温性は寝床内環境を左右し、快適な寝心地を得るためには欠かせない条件となっています。
木綿が素材となっている敷布団は吸湿性に優れている反面、放湿性に劣るという特徴があります。したがって、定期的に天日干しして吸収した汗を発散させるなどの手入れを意識しておく必要があります。一方、ウール(羊毛)については、保温性に優れているだけでなく、吸湿性と放湿性を兼ね備えた素材であり、さらにほこりを寄せ付けにくいなど敷布団に適している素材とされています。
寝ている間に私たちの体重をしっかりと支えてくれる敷布団。特に腰部には身体全体の約44%の体圧がかかっているといわれています。長く使用していると腰部にあたる部分がへたってきますので、定期的に脚側と頭側とを逆にするなど長持ちするよう心がけたいものです。