睡眠時無呼吸症候群の治療法
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睡眠時無呼吸症候群の治療法には、以下のようなものがあります。
■食事療法による体重減少
体重が減少することに伴って、のどの贅肉も落ちていくため気道
が塞がる程度を軽減することができます。軽度の睡眠時無呼吸
症候群の場合に、適用される療法です。
しかし、減量していくまでに時間を要するため、即効性が望めない
という欠点があります。
■気道をひろげるなどの耳鼻科的手術療法
扁桃腺の肥大などが無呼吸の原因になっている場合の治療法
では、原因となっている部分の除去により睡眠中の気道を確保
します(子どもの睡眠時無呼吸症候群の場合、行われる)。
また、口蓋垂(のどちんこ)が原因になっている場合に外科摘出
したり、顎の位置を動かして気道を広げる方法や、気道切開を行い
空気がバイパスできるようにする手術もあります。
■経鼻的持続陽圧呼吸支援装置(CPAP)と呼ばれる器械の使用
特殊なマスクを鼻の部分にセットしたまま就床します。
眠っている間、持続的に鼻から空気を送り上気道が閉じないように
します。この器械はCPAP(Continuous Positive
Airways Pressure)とも呼ばれ(”シーパップ”と発音します)、有効性・
安全性ともに高く、最も普及している治療法です。
■薬物療法
薬物療法による治療では、以下のような薬物が使用されます。しかし、
その効果は薄いとされています。
・アミノフェリン
この薬物は、呼吸中枢に作用し、無呼吸状態を軽減する働きがあります。
・メドロキシプロゲステロン・アセテート(MPA)
この薬物は、黄体ホルモンの一種で、肺の換気量をぞ過させたり、
無呼吸数を減少させる作用があります。ホルモン剤ゆえ、長期の
投与によっては副作用があるとされています。
・アセタゾラマイド、アセタゾラミド(商品名:ダイアモックス)
血液中の電解質のバランスを変えることによって、呼吸中枢に作用
し無呼吸状態を改善する働きがあります。ただし、利尿作用もあります。
・三環系抗うつ剤
抗うつ剤として古くから使われている薬物で、無呼吸数の減少が
認められるとされています。
・SSRI(選択的セレトニン再取り込み阻害薬)
次世代の抗うつ剤として注目されている薬物で、うつ症状に対する
効果のほか、上気道の筋肉に作用すると報告されています。
■歯科的な矯正器具の使用
特殊なマウスピース(スプリントとも呼ばれます)を口にはめたまま就床
します。この歯科装具を装着したまま臥床すると、下顎を前に出した状態
になるため、気道が閉塞するのを防ぐことができます。
症状が軽度な場合に適用される治療法で、安価で装着も簡単、かつ器具
の携帯性に優れているという利点があります。
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