睡眠薬(バルビツール酸系)
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バルビツール酸系の睡眠薬は歴史が古く、一昔前の”睡眠薬”といえば、この系統のものをさしました。
バルビツール酸系は、誤って大量に服用しすると生命を失う危険性がある睡眠薬です。また、連続使用で依存症になりやすく、急に服用を中止すると退薬症状(禁断症状)を起こしやすいといった欠点があります。
【特徴】
バルビツール酸系は、感覚機能を抑制することで睡眠効果を発揮するもので、効き目が大きいという特徴があります。眠くなる量と致死量が比較的近いので、誤って使用すると死に至る場合があり、現在では睡眠薬としての使用頻度は少なくなっています。ただし、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で効果のない不眠症状に対し使用されることもあるといわれています。
バルビツール酸系は、睡眠薬として以外にも、抗痙攣薬や全身麻酔薬と、精神科の治療に使用されたりします。
【分類】
・超短時間作用型・・・・就眠薬として適用
・短-中時間作用型・・・就眠薬として適用
・中等度作用型・・・・・熟眠薬として適用
・長時間作用型・・・・・持続睡眠薬として適用
【副作用】
急に服用を中止すると禁断症状が現れる可能性があります。その症状としては、頭痛、吐き気、不安、手の振戦(ふるえ)、幻覚などの意識障害、脱力感、痙攣などがあります。したがって、投与を中止する場合は、徐々に薬の量を減らしていくといった方法が採られます。
また、一度に大量に服用すると、呼吸中枢が麻痺し生命を失う危険性があります。
【種類】
■超短時間作用型
一般名:ヘキソバルビタール
商品名:チクロパン
■短-中時間作用型
一般名:ペントバルビタール
商品名:ラボナ
■中等度作用型(中間型)
一般名:アモバルビタール
商品名:イソミタール
■長時間作用型①
一般名:バルビタール
商品名:バルビタール
■長時間作用型②
一般名:フェノバルビタール
商品名:フェノバール、リナーセン
参考資料: 不眠症「眠れない」からの脱却、保坂 隆著