牛乳の安眠への効果
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昔から、寝付けないときには温めた牛乳(ホットミルク)を飲むことがよいと言われています。不眠症状に効果があるのは、牛乳に含まれているカルシウムが昂ぶった神経を抑えるからだと考えられています。また温かい飲み物ということで胃に優しく気持ちを落ち着かせてくれること、手軽に空腹感を満たしてくれることも、別の側面の理由として考えれます。
牛乳はカルシウムが含まれているとはいえ、冷たいままだと胃に刺激を与えるので電子レンジで軽く温める方がよいでしょう。熱すぎず冷たすぎずという温度が難しいところですが、電子レンジを使うと温度調節が簡便です。
また、牛乳には必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンが含まれており、このトリプトファンに睡眠効果のあることが知られています。トリプトファンはセレトニンという神経伝達物質の合成に関与していおり、このセレトニンが精神を安定させる方向に働きます。
以上のように牛乳が持つ様々な効果により、安らかな眠りを誘ってくれるのです。
北欧(フィンランド)では、夜間に絞られた牛乳を飲むと、より高い睡眠効果が得られるとして、「ナイトミルク」という名称で人気を博しています。牛は、夜間により多くの「メラトニン」と呼ばれるホルモンを分泌するといわれています。メラトニンは睡眠に関与するホルモンで、このホルモンがナイトミルクに多く含まれているのです。この牛乳は国内でも大塚製薬から「ネムー」のブランド名で販売されています。