コーヒー、タバコと睡眠
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コーヒーやたばこ等の嗜好品が睡眠に与える影響は、どれくらいのものなのでしょうか。
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれているカフェイン、タバコに含まれているニコチンという成分には、脳の様々な機能を亢進させて、興奮・覚醒を起こさせることが知られています。
カフェインやニコチンを寝る前に摂取すると、こうした作用により寝付くまでの時間が長くなったり、浅い眠りになったり、中途で覚醒したりといったことが起こってくる可能性があります。たとえ入眠できたからといって、脳が休んでいるわけではないことを理解しておく必要があります。また、カフェインには利尿作用がありますので、夜中にトイレに行きたくなって覚醒していまうということも考えられます。
一般的に就寝4時間前からのカフェイン摂取、就寝1時間前からの喫煙は、寝つきを悪くし、眠りの質を低下させるといわれています。
このカフェインですが、上記のコーヒー、紅茶、緑茶だけでなく、玉露やウーロン茶、ココア、コーラなどの清涼飲料水にも含まれています。同じ分量で比較した場合、玉露に最も多くのカフェインが含まれています。また栄養ドリンク(滋養強壮剤)にも無水カフェインとして含まれているものがあります。
摂取した量にも左右されますが、カフェインの作用時間(体内での代謝時間)は個人差があるものの、2時間以上は持続すると考えた方がよさそうです。このようなことから、快適な睡眠を得るためには夕食後はカフェインの摂取を控えるほうが好ましいといえます。どうしても必要な場合は、薄めにいれたものを飲むか、カフェインの少ないほうじ茶や麦茶などを飲むといいのかもしれません。
万が一、カフェインが含まれているものを飲んだからといって、心配することはないと思います。どうせ、2時間も経過すれば覚醒作用は消えていくのだから・・・。飲んだことを悔やむあまり、その心配事が引き金になって眠れなくなるよりは、開き直って就床するほうが懸命といえるでしょう。もちろん、どの程度影響を受けるかは個人差がありますので、必ずしも就床前にこれらの嗜好品を嗜んだからといって、不眠に陥らない人もいます。