歯ぎしり
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歯ぎしり(歯軋り)とは、睡眠時に無意識下で、歯を動的に擦り合わせたり、静的に噛み締めたりすることで、「ギリギリ」「キュッキュッ」「カリカリ」などと独特の音を発します。歯ぎしりは「ブラキシズム」、「咬合神経症」などとも呼ばれ、咬合の異常習癖のひとつです。
歯ぎしりは一晩で何十回、何百回と繰り返し行われます。そして、そのかみ合わせは、かなり強い力で行われています。したがって、かみ合わせが顎の骨を振動させ、脳を刺激するので眠りの浅くなる原因にもなります。
どのような人でも睡眠中に「歯ぎしり」をすることがあるといわれており、95%の人が15分程度は「歯ぎしり」するというデータも存在しています。15分程度の歯ぎしりの場合、特に異常とは診断されず、40分以上継続する場合には「歯ぎしり症(ブラキシズム)」として診断されています。
歯ぎしりは、睡眠時だけでなく覚醒時に起きることもあります。睡眠中の歯ぎしりは、特に「睡眠時歯ぎしり」と呼んで区別する場合もあります。歯ぎしりは、レム睡眠・ノンレム睡眠など睡眠の段階にかかわらず発現します。
歯ぎしりには以下のように3つのタイプ(種類)があります。
■グラインディング
上下の歯を強い力で擦り合わせることで、「ギリギリ」という音を発します。
一般的に、歯ぎしりは「グラインディング」のことを指していわれることが多いようです。
■クレンチング
音をさせずに上下の歯を噛み締めたり、食いしばったりすることです。クレンチングは
「歯ぎしり」とは別に、「食いしばり」や「噛みしめ」として分けて扱われることもあります。
覚醒時にも無意識に発現していることが多いのがクレンチングです。音がしないので
自覚症状がなく、さらに周囲も気付かないという特徴があり、発現頻度が非常に高い
といわれています。
■タッピング
上下の歯を「カチッ、カチッ」と連続的に噛み合わせることです。
歯ぎしりは「睡眠時無呼吸症候群」と関連の深いことも指摘されています。歯ぎしりの直後に、睡眠時無呼吸症が起こることがよくあるといわれています。
歯ぎしりの原因、治療などに関することは『 歯ぎしりの原因と治療 』を参照ください。