レム睡眠行動障害とは
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レム睡眠行動障害とは、レム睡眠中に笑い出したり、喋りだしたり、いきなり起き上がって走り出したり、暴れだしたりといった多彩な行動異常を示すもので、随伴性睡眠障害の一種です。
レム睡眠行動障害の人は、夢で見たとおりの行動を実際にしようとする特徴があり、夢遊病(睡眠時遊行症)と似ていますが、レム睡眠中に起こるという点が異なります(夢遊病ではノンレム睡眠下で行動異常が起こる)。
一般的に、レム睡眠の間は体が麻痺(骨格筋が弛緩)しているため、普通であれば夢で見たとおりの行動をすることはありません。しかし、何らかの異常があり、抑制されているはずの動きが解放されてしまう症状がレム睡眠行動障害なのです。
レム睡眠行動障害の原因は、脳幹部に機能的あるいは器質的な障害があるためと考えられています。
得意な症状を示すレム睡眠行動障害ですが、覚醒させると異常行動は収まり、覚醒後は混乱することもないといわれています。
対処法としては、まず寝室の環境を可能な限り整えて、本人ならびに周囲の人に怪我などの被害が及ばないようにすることです。また、同時に薬物を投与することによって症状を抑える治療を行うことが一般的です(睡眠薬は効果が無いといわれています)。