睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群(SNS:Sleep Apena Syndrome)とは、夜間睡眠中に気道が狭くなるために呼吸が短時間停止してしまい、これによって睡眠が障害されてしまう病気のことです。睡眠時無呼吸症候群の患者数は、日本で200万人ほどいるとみられており、予備軍まで含めるとかなりの人数にのぼるとされています。
睡眠時無呼吸症候群の多くは、中高年、つまり50歳から70歳の年齢層に集中しており、圧倒的に男性が多いという傾向にあります。体型的な特徴としては、肥満タイプの人に多く、そのほかにも下顎が小さくて未発達な人、首が短い人など骨格が原因で睡眠時に呼吸がしにくくなる場合もあるとされています。
一方、睡眠時無呼吸症候群は女性にもみられる場合がありがありますが、患者数的には男性の8分の1程とみられています。卵巣摘出手術後や閉経後に認められるケースもあり、この場合、黄体ホルモンの投与で症状が改善されるケースもあることから、性ホルモンが発症に関係しているとの指摘もあります。
睡眠時無呼吸症候群の特徴には、睡眠時間は確保しているのに、日中に耐えられない眠気に度々襲われてしまい、仕事や作業に集中できないといったことが挙げられます。ふとした時に一瞬眠りに落ちてしまうことが、重大な事故などにつながる可能性もあります。過去に発生した重大な事故のなかにも、この睡眠時無呼吸症候群に起因したものも多くあるとみられています。
睡眠時無呼吸症候群は眠りを不安定なものとします。特にノンレム睡眠を減少させるため、熟睡感が得にくく夜間の睡眠が浅くなる傾向にあります。こうした理由から、日中激しい睡魔に襲われてしまうのです。
睡眠時に無呼吸の状態が続くと、血液中の酸素濃度が低下し、脳に負担をかけるだけでなく、心臓や循環器系にも負担がかかります。このため、高血圧や不整脈、心臓肥大、心筋梗塞、脳梗塞などの合併症を引き起こす可能性もあり、突然死を引き起こすなど生命に及ぼす危険性も指摘されています。
睡眠時無呼吸症候群の検査や診断は、内科や呼吸器内科、耳鼻咽喉科、精神科などで行われています。睡眠時の無呼吸が他の病気によって引き起こされるとも少なくないといわれています。家族から指摘されたり、何らかの自覚症状がある場合、すみやかに医療機関を受診し、他の内科的疾患がないかどうか調べるのも重要なことです。
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