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脳を休息させる睡眠

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 私たちが起きて活動している時間には、体も動いていますが、もちろんその間休み無く脳も働き続けています。疲れてくると、身体、特に筋肉へは乳酸が蓄積されますが、大脳にはガンマハイドロオキシ酪酸と呼ばれる有害な物質が溜まってきます。筋肉の疲労は身体の活動を抑えること(休息をとること)によって取り除かれていきますが、大脳に蓄積された”疲れ”を取り除くには、唯一「睡眠」に頼るしかないのです。


 人間の体のなかで大脳と筋肉を比較すると、その重さは当然桁違いに筋肉の方が重く、しかしエネルギーの消費量という観点からみると両者は殆ど変わらないという事実があります。このことは、大脳が毎日それほど疲労しているということに他なりません。


私たちが起きている間に、大脳が行っている情報処理量は莫大なものです。私たちが一定時間起きていると眠くなるのは、オーバーヒートしそうになる脳を冷却させるために眠りへと誘っていることによるものであり、本来「眠り」の最大の役割は、この脳を休息させて睡眠中にメンテナンスすることなのです。


 脳を唯一休息させる睡眠がノンレム睡眠であり、特に入眠してから最初の3時間の間に現れるノンレム睡眠が大脳の休息に貢献していると言われています。


 上記でも触れているように、睡眠中に休息するのは脳全体ではなく、大脳と呼ばれている部分です。しかし、大脳は睡眠中継続して休んでいるわけではなく、夢を見ているレム睡眠時には情報の整理や記憶の定着などの作業のため活動しています。


 一方、大脳の下にある脳幹部(視床や視床下部といった間脳、そして中脳、延髄や橋、これら全てをあわせて脳幹部といいます)は睡眠中も休むことはありません。脳幹部は睡眠と覚醒を司る司令塔のような役割をしおり、大脳が休息中にも、睡眠に必要なホルモン分泌するなどして働いています。

         

眠りの効能

睡眠には、どのような働きが隠されているのでしょうか。

眠っている間に、私たちの体の中で、どのような変化が生じているのでしょうか。

睡眠のパワーについて解説していきます。

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