健康をつくる睡眠
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睡眠には、健康を維持する重要な働きがあります。睡眠不足が続くと、風邪などの病気を引き起こしやすくなります。つまりウィルス感染に対する抵抗力が低下するのです。
自律神経は、「緊張の神経」と言われている交感神経と「リラックスの神経」と言われている副交感神経の二つの神経系から成り立っています。この二つの相反する神経の働きが、必要に応じて自動的に切り替わるため、バランスよく体を機能させることができるのです。
そして、一般的に睡眠中は、副交感神経が優位になるため、私たちはリラックス状態にあります。しかも、副交感神経が優位になると、免疫細胞のひとつであるリンパ球、その中でもとりわけ「T細胞」や「NK細胞」と呼ばれる細胞の働きが活性化されるため、免疫力が高まるというしくみになっています。
しかし、睡眠不足の状態が続くと、交感神経の緊張状態が続き副交感神経が優位になることができなくなるため、免疫細胞の活動も阻害されてしまうことになります。このように、睡眠不足によって免疫力が低下してしまうため、風邪などを引きやすくなってしまうのです。つまり、健康の維持には睡眠がかかせないというわけなのです。