快眠とベッド(マットレス)との関係
快眠を得る手段としては、寝具が大変重要な位置を占めています。寝具のひとつにベッドが挙げられます。ベッドを選択する際に重視する視点として、ベッドフレームのデザイン、大きさ(サイズ)、マットレスの固さ、価格など様々なものがあります。快眠が得られるかどうかに関わってくる大切なベッド。また、人生の三分の一は寝ているわけですから、時間をかけて選択し、予算が許す範囲でできるだけよいものを買うことをお薦めします。
【ベッドフレームのデザイン】
デザインだけは個々人の好みに左右されるだけに、できるだけ多くの種類のベッドを目で見て選択するしかありません。寝室の雰囲気にマッチするかどうかも選択のポイントのひとつでしょう。
【大きさ(サイズ)】
ベッド・マットレスにはシングルサイズ、セミダブルサイズ、ダブルサイズ、ワイドダブルサイズまたはそれ以上のサイズのものがあります。日本では一般的な家の広さから考えると、ダブルサイズまでのベッドが普及しています。
【マットレスの固さ】
ベッドのデザインだけに目を奪われずに、気に入ったベッドをみつけたら必ず座ったり、横になって調べてみることが大切です。なぜならマットレスの固さが寝心地、すなわち睡眠の質に影響を与えるからです。実際に横になってみないと、体の沈み込み具合や寝心地、起き上がるときのスプリングの具合などがわかりません。ただし、お店に飾ってあるものなので、座ったり横になったりする際は、かならず店員に断ってから試す方が無難でしょう。
柔らかすぎると体(特に腰のあたり)が沈み込み、不自然な寝姿勢になるため安眠できません。固すぎると体の一部に体重がかかって血行が悪くなるなどの影響があります。
適正な体圧分散ができるかということと、 体の沈み込み具合(快適な寝姿勢が得られるか)が、快眠を得るためには重要です。
マットレスの固さを左右するものとして、コイル(ばね)があります。外観からは確かめることは困難ですが、断面構造もディスプレイされていたり、大抵パンフレットに明示されているので是非確認しておきたい点です。マットレスのコイルには、一般的に「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」と呼ばれるものがあります。
その特徴として、一般的にボンネルコイルのマットレスの方が寝心地が硬いといわれています。コイル自体の数はポケットコイルの方が倍以上多く、ポケットコイル・マットレスは体を点で支持するため、体に負担をかけず無理のない姿勢を維持できるとされています。もちろんポケットコイルの方も好みに応じて固さを選択できるようになっています。
詰物 ポケットコイルの上に保温性と吸湿・発散のために、表生地・ウレタンなどが敷かれています。
この詰め物によって、寝心地・価格は変わってきます。
高価なマットレスになると、この詰物や表面生地に「低反発ウレタンフォーム」や 「備長炭入りパイルニットキルト」などが使われ、より快適な寝心地になっています。
その次はマットレスのバネ数にもこだわりたいものです。キングサイズであれば450本以上、クィーンサイズだと375本以上、ダブルは300本以上を確保したいものです(あくまで目安です。最も優先されるのは自分の感覚。寝心地が一番ですから)。