快眠に適した食べ物
スポンサードリンク
健康な体は、健康な眠りにつながるといえます。健康な体に必要な食べ物に求められる条件は、栄養素のバランスを崩さないような食べ物、食べ方といえるでしょう。とはいっても中々難しいのが現実。そんな悠長なこと言ってられない、と不眠に悩んでいる方もおられることでしょう。そこで、「眠り」という観点からみて、「快眠」に適した食べ物には何があるかということを考えていきたいと思います。
【タンパク質を多く含む食べ物】
私たちが「眠気」を感じるのは、脳内に「メラトニン」というホルモンが分泌されてくるからです。このメラトニンというホルモンの元を辿っていくとタンパク質になります。つまりタンパク質という栄養素が消化される過程で、「トリプトファン ⇒ セロトニン ⇒ メラトニン」という順番に分解されてつくりだされるのがメラトニンです。トリプトンファンは体内で生成できない必須アミノ酸のひとつであるため、私たちは食品として、つまりタンパク質として外から摂取しなくてはなりません。
タンパク質を多く含む食品は、豆腐などに代表される大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、そして肉類などです。日頃の食生活を省みてタンパク質が不足していると感じた方は、少し食材の選び方に配慮した方がいいかもしれません。
【沈静作用のある食べ物】
また、精神の安定に必要な栄養素としてカルシウムも欠かすことができません。カルシウムは骨や歯の材料となる栄養素として広く知られていますが、同時に鎮静作用もあります。日本人は統計的にみてもカルシウムの摂取が不足しているといわれています。健康な骨のためにも、そして気持ちを落ち着かせて眠りへと誘うためにもカルシウムを今以上に摂るよう心がけたいものです。
カルシウムを多く含む食品としては、牛乳やチーズなどの乳製品、干し海老やワカサギなどの魚介類、その他ひじきや胡麻などが挙げられます。
以上、「眠り」という観点から食べ物について触れてみました。しかし、食べ物は薬ではありませんし、元来即効性を期待して口にするものでもありません。日頃からこうした食品(栄養素)が不足しないよう心がけていることが大切です。さらにいうならば、健全な体をつくり維持していくためには「タンパク質」や「カルシウム」を多く含んでいる食品だけを食べていればいいというものでもありません。これらの栄養素を有効に働かせるためには、別の栄養素の存在も必要となるのです。つまり、栄養素は単独で働くのではなく、お互いに相互作用しながら働くということを今一度再認識し、栄養素のバランスの取れた食生活に改めていきましょう。あなたの不眠の原因のひとつに栄養の偏りがあるのかもしれませんね。