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睡眠時間とホメオスタシス機構

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 皆さんは規則正しい生活を送れていますでしょうか?自分にとって最適とされる睡眠時間を毎日変わることなく確保できていればいいのですか、一般的な社会生活を営むかぎり難しいこともあるでしょう。


 仕事の締め切りに追われ、徹夜に近い状態になるときもあれば、ついつい遊びに夢中になり夜更かしする、次の日は一日中眠く集中力を発揮できない、ということもあることと思います。


 いつも8時間眠っている人が完全な徹夜をした場合に、次の日は2日分の16時間眠らなければ体が持たない、ということはありません。いつもと同じ時間か少し早めに床に就くだけで翌日には十分に気力・体力ともに回復しているはずです。


 これは私たち人間に備わっている有難い機能で、「睡眠調節のホメオスタシス(恒常性維持)機構」と呼ばれる能力によるものです。この機能は、睡眠の不足の度合い・程度によって、眠りの質と量を調節してくれるものなのです。


 夜更かしした次の日の晩、それほど長時間眠らなくても疲労が回復するのは、このホメオスタシス機構によって、通常より質の高い睡眠、つまり深いノンレム睡眠の出現頻度と量を自動的に増やしてくれることによります。ホメオスタシス機構は、睡眠不足を睡眠の質で補ってくれる無くてはならない存在です。


 ですが残念なことに、私たちが自分の意志で深い睡眠を得たり、その深い睡眠の量を増やしたりするといったことは困難とされています。私たちに出来ることといえば、睡眠時間の調節だけ・・・。長い時間眠ったからといって、必ずしも精神的・身体的な疲労が回復できたり、満足感が得られたりしないのは悲しいことですね。


 また、もうひとつ残念なことに、このホメオスタシス機構は、「未来」に対して使えないということです。たとえば、近いうちに徹夜続きのハードな仕事が控えているので、今のうちに質のよい睡眠を得ておこう(寝だめ)とがんばってみたところで、ホメオスタシス機構を使ってそのことに備えることはできないため効果が得られないといわれています。


 だからこそ、自分の力で少しでも「よい睡眠」「快眠」が得られるよう、多くの人が快眠法を求めているのでしょうね。

         

理想的な睡眠時間

睡眠の満足度の指標として、しばしば用いられる「睡眠時間」。

その長短によって、睡眠の質や健康状態は左右されるのでしょうか。

.私たち一人ひとりにとって、「理想的な睡眠時間」とは何なのかを考えていきたいと思います。

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